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「青が散る」と云えば、先ず思い出すのが、テレビドラマの主題歌「蒼いフォトグラフ」(唄:松田聖子、作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂=ユーミン)。
歌手・作詞家・作曲家とも、80年代を象徴する三人で、名曲でしょう。
次に連想するのが、同ドラマでデビューした石黒賢(燎平役)と二谷友里恵(夏子役)。
肝心の原作本、宮本輝の小説「青が散る」にまで、長い間、気が回りませんでした。
それが、今回、某雑誌の書評欄での激賞に触発され、漸く購読した次第。
精読してみて驚いたのは、初版から20年以上の時が流れているのに、少しも古さを感じない点。
名場面は沢山ありますが、金子(ドラマでは、佐藤浩市が演じた)がテニスコートに四回生全員を集めての、最期の挨拶。
「きょうで、ぼくらのテニス生活は終わりました」「四年間、このぼくについて来てくれて、ありがとうございました。・・・」と続く台詞。
自分自身の大学四年間、青春の四年間を思い出して、切なくなります。
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